なぜ債権が『回収』できなくなるか

弁護士に相談する内容自体に関しては、私たち消費者側の観点から見ると、いろいろ思いつくかもしれません。結婚や離婚に関して、また相続のトラブルに関して、そういった問題は起こりうることですから、そういった時に弁護士に頼ることができる、というのも分かります。それに、もし私達が何らかの「負債」を抱えており、その返済に困っている時も、弁護士に頼ることができるかもしれません。今保有している負債を大幅に減少させ、新たに無理のない返済計画を立てるのです。

しかし、弁護士に依頼することがあるのは、その『負債を抱えている側』だけではありません。『負債を(支払うよう)請求する側』も、弁護士に依頼することがあります。それはなぜでしょうか。もう一度、私達の観点から考えてみましょう。本来私達が保有している負債は、当然帰すべきものです。

しかし、負債が返せない状況というのは、借りている相手方にとっては、どのような状況でしょうか。それは、『負債(債権)が回収できない状態』と言えます。この時、債権者がどのような対応をするかによって、その後に裁判に発展することもあります。負債を支払う意志が無いのであれば、最終的に法に則って強制的な手段を下されることもあります。